Air Free Concept

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<エアフリーコンセプト>の最高速度に挑戦!(実走編)

さて、TTバイク仕様の<エアフリーコンセプト>も完成し、いざ最高速にチャレンジ! ゲストライダーは、シドニー、アテネ、北京の3度のオリンピックに出場し、北京では8位入賞も果たしたレジェンド、飯島誠 元選手! パチパチパチパチ! 寒空の下、鳥肌を立てながらも本気ヘルメットに半袖のTTジャージ、脛もピッカピカで準備万端。とんでもない記録が出そうな予感! だったのですが、実はなんと<エアフリーコンセプト>で走らせてもらえそうなトラックの予約がとれず…。

ということで急遽ブリヂストンサイクル上尾工場のテストコースで試乗を実施することに。でも、普段はシティサイクルのテストをするコースなので、オーバルではなく直線で短めの距離しかなかったりして。でも、そこはレジェンド、そんな工場内のコースで限界に挑戦してくれることに。 「うわぁー、これはめちゃくちゃ乗りにくい(笑)」。なんてポジション調整に悪戦苦闘しながらも、さらりとスタンディングしてしまうところはさすが。

テストコースにパイロンを立てて、無理やりオーバルコースを仕立て、チャレンジスタート! グングン踏み込んでなかなかのスピードに。しかし、40km/hあたりで一時中断。 「いや、ヘッドも寝ていて、BBハイトも高いし、ギア比も厳しいなぁ。このジオメトリでフィクスドギアだからコントロールが難しいし、これは専用トラックで走っても40km/h以上出すためにはかなりの気力と体力が必要ですね。」。やはりベガスベース<エアフリーコンセプト>では、TT仕様にしても、ジオメトリがママチャリすぎて、つらいようだ。 「今度はちゃんとしたジオメトリのトラックフレームに<エアフリーコンセプト>をつけて、修善寺の野外トラックか境川競輪場あたりで再挑戦してみたいです!」

次に、パイロンでスラロームに挑戦。今度は気持ちよさそうに流れるような走りですり抜けていくレジェンド。「フラットなタイヤですが、見た目と裏腹に、バイクを結構倒してもグリップしますね。倒した時のフィーリングが若干違いますが、これは慣れの問題だと思います。しかも、直進の加速は想像以上に良いですね」。 そう、<エアフリーコンセプト>のタイヤのゴムには自動車タイヤの技術を応用しているため、コーナリングでも制動でも十分なグリップ力が確保されるのだ。一見、矛盾しているグリップ力と加速性だが、FEM(有限要素法)から導き出されたスポーク形状は、変形と復元を繰り返すことでグリップ力を持ちながら、同時に加速性の良さも実現している。

「タイヤとホイールの重さも想像していたより全然気にならないです。凸凹したところも全然快適に走れました。今のところ競技車への転用は難しいかもしれませんが、何よりパンクの心配がないですし、見た目がカッコイイのでシティバイク用に欲しいですね! Ratio &Cがある外苑西通りでは、高級車よりも<エアフリーコンセプト>をつけたバイクの方が目立つと思います(笑)。」と、<エアフリーコンセプト>のポテンシャルに魅力を感じてもらえ、めでたしめでたし。 今回のベガスベース<エアフリーコンセプト>では、TT仕様にしても、ジオメトリがママチャリすぎて、いろいろ難しい面もあったけど、とにもかくにも、レジェンドに乗り味を試してもらえたことは貴重だった。なにより、本気ヘルメットとチームジャージ姿のレジェンドが駆るTT仕様<エアフリーコンセプト>は、めちゃくちゃカッコ良かった! それだけでも大満足デス。

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